在宅サービスのケアスキルアップ研修会がスタートしました

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みゆきの里では、在宅サービスにおける介護技術の向上を目的に、5年前から定期的にスキルアップ研修会を実施しています。今年度はメインテーマを「実践!根拠のある介護技術」~目指そう!よくなる介護~」と掲げ、今年6月から来年2月にかけて5回シリーズの研修会を開催します。参加対象はみゆきの里職員なら職種・経験問わず誰でもOK。今年は初めて外部のケアマネージャーさんにもお声掛けし、ご参加いただいています。

 

6月20日、ぼたん園1F通所リハビリホールで開かれた第1回目のテーマは「シーティング ポジショニング」。講師は、ぼたん園リハ室の渡邉理学療法士(PT)と中島作業療法士(OT)が担当しました。

 

まず、参加者が、患者様やご利用者に対して日頃感じている「車椅子での姿勢の問題点」を挙げていきました。車椅子で不良姿勢が続くと、呼吸機能や嚥下機能の低下、転倒、浮腫、褥瘡(じょくそう)など多くのトラブルが起こりやすくなるのだとか。そういったリスクを回避するための対処法として有効なのが、車椅子用クッションです。そこでジェルやエアーなどクッションの様々な素材とその特性、患者様の姿勢に応じた支える位置のポイント、さらに車椅子の種類や選び方などについても紹介がありました。

 

重度患者様を介護ベッドで背上げする際、身体をマットレスからいったん離して戻す「背抜き」を行う事で不快感を軽減することができます。この一連の介助を「あせあせよいしょ(「あ」しあげて、「せ」あげて、「あ」しあげて、「せ」あげて、「よっこいしょ(背抜き)」で覚えました。昔学校で習った元素周期表の暗記法のようで、覚えやすいですね。

 

グループディスカッションや自ら前かがみで車椅子に乗るなどの体験を盛り込み、対処前後の体感の変化をその場で伝えあいながら、予定の1時間を軽くオーバーするほどの活気ある研修会となりました。

 

終了後のアンケートには、「実践することでご利用者の気持ちが分かった」「早速明日から使える内容ばかりでとても良かった」「今日学んだことを患者様のご家族にもお伝えしたい」などの感想が寄せられました。

 

次回は8月22日、「寝上がり 起き上がりについて」をテーマに開催予定です。

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                                              車椅子を体験。前かがみ姿勢で乗ると、どの部分に体重がかかる?
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                                                                 中島OTをモデルに、古い車椅子に安定して

                                                                 座るためのポイントを説明する渡邉PT

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                                                ご利用者の体に負担をかけない介護ベッドの背上げの仕方も学びました。

                                              「実践あるのみ!」


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