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第3回みゆき園グループ家族会を開催しました

最終更新日:

2018年12月15日、すこやかホールにて「平成30年度第3回みゆき園グループ家族会」を開催しました。家族会は、みゆき園グループのご利用者・退所された方のご家族を対象に年4回開催。ご家族が健康や介護に対する理解を深められ、みゆき園グループの事業運営に協力されることにより、地域高齢者福祉活動の増進を図ることを目的としています。今年度から家族会の主体をご家族様に移行する動きを進めており、今回の司会進行と報告は家族会会員様にご担当いただきました。

 

開会の挨拶で、中村施設長は5年前のみゆき園入職の際に、高齢者や認知症の方などに対して有効な包括的ケアメソッド「ユマニチュード」の導入を申し出たことを話し、「これから、みゆき園、東館、ほがらかなど各事業所の特徴をふまえつつ、みゆき園グループのひとつのケアの方式としてユマニチュードを採用してまいります」と報告しました。さらに、介護職員の虐待など近年耳にする痛ましい事件への懸念と防止への思い、MHLP講座の報告に触れた後、日本式の気功を取り入れた自己統制法である「自彊術(じきょうじつ)」を、自ら実演を交えながら紹介しました。

 

次は、「施設での看取り~振り返りとこれから~」と題した講演です。前回9月の開催時に回収したアンケート結果で「今後の家族会で取り上げてほしい内容は?」という質問に対し、最も多かった回答が「看取りに関すること」だったことから、今回の家族会の講演テーマとして取り上げることに。ちなみに、その次に多かったご意見は「緊急時の対応に関すること」「認知症に関すること」「介護保険制度に関すること」でした。

 

講師を務める中川副師長は、治療の場である病院と、生活の場である施設の「死」に対する姿勢の違いや、看取り期の判断基準について丁寧に説明。さらに医学的知見から回復の見込みがない場合であっても、医師だけの判断ではなく、ご本人とご家族の意向も繰り返し聞いて話し合いを重ねながら最終的な決断を行うのが今の方針であると話しました。講話後半には、平成27年にNHKで放映されたNHKスペシャル「老衰とは」を約15分視聴。93歳の女性が延命治療を受けず、老衰で静かに最期を迎える映像を紹介しました。

 

その後、前川フロアリーダーが思い出に残っているというご入所者の事例を紹介し、「看取りとは、人の最期の瞬間だけではなく、その前の関わりやケアなども含まれると思っています」と述べました。また、介護スタッフの姿勢として、「残りの人生をできるだけその人らしく、最後葉でその人らしい生き方ができるように支援する」「ご家族の気持ちに寄り添いご家族のケアも行う」「チーム(多職種)で関わる」など、ご本人とご家族との関わり方について伝え、締めくくりました。

 

講演が終わると、参加者の皆様は各テーブルに分かれてグループワークを開始。講演を聞いて思ったことや、ご家族としてどう終末期を迎えたいと考えたかなどについて話し合い、終了時間間際まで活発な意見交換が続きました。

 

今回もたくさんのご参加、ありがとうございました。次回は3月中旬に開催の予定です。


1

「はっ!はっ!と息を吐くのが大事です」と、自彊術を実演する

中村施設長


2

前川フロアリーダーが紹介した、ご入所者の看取りの様子。ビールが

お好きだったことからビールに見立てたゼリーを供して喜んでいただ

いたことや、ご家族と相談しながら最期まで口から栄養を取ってもら

えるようケアを行った様子などを紹介しました

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