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“自撮りおばあちゃん”、和楽に登場!

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頭にスコップが刺さっていたり、自らゴミ袋に入ったり…自虐的でユーモアたっぷりの自撮り写真で脚光を浴びている熊本のアマチュア写真家・西本喜美子さん。今やテレビなどのメディア出演や写真展などで世界中に認知度が高まり、インスタのフォロワーは20万人以上。しかもお年を聞くとびっくり、昭和3年生まれの現在90歳なのだそうです。そんな西本さんが「クリスマスin和楽 トークイベント」のゲストとして和楽へお越しくださいました。

 

72歳まで普通の専業主婦だったという西本さん。カメラマンの息子さんは写真教室「遊美塾・熊本」を主宰しており、その生徒たちの作品を見て「写真って面白そう」と、72歳にして初めてカメラを手にしました。その後、遊美塾のセルフポートレートの展示の際に撮ったユニークな自撮り作品がネット上で話題となり、88歳で初写真集の出版も果たしたという経緯の持ち主です。

 

トークイベントは2部構成で行いました。まず第1部では、和楽職員の田中介護福祉士が聞き手となり、西本さんにこれまでの自撮り作品をスライドで紹介してもらいました。

 

ドジョウすくいの格好や、物干しざおに干された西本さんの写真が次々と映し出されると、会場からはこらえきれずに「ふふっ」と笑い声が漏れます。「こんな発想はどこから?」と田中介護福祉士が尋ねると、「その場その場で思いつきます。これは物干しに主人のジャンパーを虫干していたのでここに入ってちょっと撮ってみようかなと思って」と西本さん。バイクで転んでいるような写真は「私のバイクを使って、石に引っかかってかやって(転んで)みようかなと」。西本さんは今でも現役でバイクに乗っておられるそうで、それもかなりの驚きです。

 

他にもヒッチコックの映画「鳥」を彷彿させる写真、野菜のアップや枯れたほおずきなどを撮ったアーティスティックな作品なども紹介。スピード感を感じさせる効果線や浮遊する不思議な様子はパソコンソフトのフォトショップなどを使ってご自身で加工を施しているそう。「パソコンがあれば何でもできます。私は足が悪いからあまり遠くには行きません。家の中で手元にあるものを使って撮影するんです」。ご自宅には自分専用のスタジオがあり、パソコンをやっていると時間を忘れて夜遅くまで没頭することもあるのだとか。西本さんの手にかかると日常的なモチーフが面白くにも美しくにも変貌する…。これが写真の面白さなんでしょうね!

 

第2部は息子さんが登場。西本さんについて「すごいとか才能があると言われるようになりましたが全然普通の人。カメラを触って18年。今では自分でホームページを作り、映像編集も勉強していますが、どんな人でも母のようになれますよ。重要なのは『継続』なんです。多くの人が何かやろうとした時、最初はうまくいかない。すると自分には向いていないと決めつけてすぐに辞めてしまいます。でも仲間と一緒だと続くんです」と、継続に大切なのは「きっかけ」「仲間」「発表する」という3つの要素だと話されました。

 

西本さんにも「なぜ今まで写真を続けて来られたのですか?」と聞くと「写真の魅力を感じたのと、友達がたくさんおりますので」とにっこり。若いカメラ仲間たちと行きつけのバーで夜中の1時まで酒をたしなむこともあるというパワフルな90歳に、会場全体が元気と勇気をいただきました。


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自撮りおばあちゃんこと、西本喜美子さん


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ご自身の作品について熱心に説明される西本さん。「いたずら心で考えます」


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会場外の廊下には西本さんの作品を展示。面白すぎる自撮りから部屋に飾りたくなるアートな写真まで、実は幅広い作風なのです


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「会場の皆さんも、写真を撮ってぜひ展示をやってみてください」と

話す息子でカメラマンの西本和民さん


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