筍には、カリウムが多く含まれているので、体内のナトリウムを排出し、高血圧予防に有効です。
また、茹でたけのこの節に出る白い粉は、チロシンというアミノ酸で、新陳代謝を活発にし、脳を活性化する働きがあります。
不溶性食物繊維のセルロースも多く、便通をよくする効果も。
これほどタイミングを見計らって勢いよく伸びる野草や野菜はありません。
春の気をいっぱいに使って空に向かって伸びる力は陰性ではあるので陽性の煎って細かく砕いた粉鰹は相性が良いです。この気をいただいて静寂の冬から活動の春へシフトしましょう。
材料(4人分)
作り方
- 1筍の厚い外皮を取り、たっぷりの米ぬか水または米のとぎ汁にたかの爪を入れ、箸がスムーズに通るまで茹でる。
- 2そのまま冷まし、30℃くらいに冷えたら、冷水で洗い流してあくを取る。
- 3一口サイズに切り、一番だし汁にAの調味料を入れて煮る。充分味がなじんだらザルに上げ、熱いうちに粉かつおをまぶす。煮汁は冷ましておく。
- 4たらの芽は塩茹でし、熱いうちに③のたけのこのだし汁に浸し、味を付ける。
- 5③の筍を器に盛り、たらの芽と木の芽を添える。