HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

健康・予防

新型コロナやインフルエンザなどの感染症対策のストレスや不安を感じくくにする方法を解説

目次

  • 新型コロナやインフルエンザなどの感染症対策のストレスや不安の原因となる理由
  • 感染症対策のストレスや不安を感じにくくする方法(精神面)
  • 感染症対策のストレスや不安を感じにくくする方法(肉体面)
  • まとめ

 

 

「この時期コロナやインフルエンザなどの感染症にかかりたくない」

「だけど、対策し続けることにストレスや不安を感じる」とお悩みではありませんか。

 

感染症対策は健康を維持し、感染症を予防するためにも大切ですが、

不安、焦りなどの『ネガティブな感情』を抱いてしまうこともあるでしょう。

 

今回は、

・新型コロナやインフルエンザなどの感染症対策のストレスや不安の原因となる理由

・感染症対策のストレスや不安を感じにくくする方法(精神面)・(肉体面)

についてお話しします。

 

 

新型コロナやインフルエンザなどの感染症対策のストレスや不安の原因となる理由

 

 

はじめに、新型コロナやインフルエンザなどの、

感染症対策のストレスや不安の原因となる理由について解説します。

 

 

ネガティブなニュースは『不安』の感情から興味関心を引いてしまう

感染症対策でストレスや不安を感じるのは、ネガティブなニュースが目に入ることも原因の一つと言えます。特にネガティブなニュースは、『不安』な感情から興味関心を引いてしまうことがあるため、「いつ自分の身に降りかかるかわからない。」といったような『目に見えない不安』が生じてしまうことも原因です。実際に、SNSやニュースなどを見ていると、感染症の流行については常日頃から流れています。今まで感染症にかからなかった、かかりにくかったような人であっても、「自分が感染症で何らかのリスクや後遺症になってしまうのではないか。」ということを考え始めると、それだけでストレスや不安になってしまいます。

 

『家族や自分自身に直接的なリスクがある』ためストレスになりやすい

感染症は、家族や自分自身に直接的なリスクがあるため、ストレスになりやすいのも原因と言えます。全く関係のないリスクであれば、対岸の火事のような形でストレスや不安を感じることは少ないですが、同じ日本国内で、増してや同じ地域の人が感染していることを知ると、ストレスや不安を増幅させるのは否めません。特に新型コロナにおいては、後遺症などのリスクもニュースなどで報道されていることもあり、「感染して一生涯後遺症に悩むことになるのではないか。」というリスクを無意識のうちにでも感じると、非常に怖く感じてしまいます。そのようなリスクがいつ降りかかるかというのは見えない不安につながりますよね。

 

『社会や経済が不安定になる』ということ自体が不安を助長させる

自然災害と同様に感染症の流行は一時的にでも「社会や経済が不安定になるのではないか。」という不安も生じさせます。流行次第で近くの病院が利用できなかったりする可能性もあることを考えると、感染すること自体にストレスや不安を感じてしまいます。「感染しないようにしなければならない。」と気が張るほど、緊張感が増してストレスや不安も増大します。

 

無意識的に行動範囲が狭まったり、『生活を楽しめなくなったり』することも

感染症は自分自身の体調や生活習慣によって引き起こされる病気ではなく、他人から感染することで病気になるのが一般的です。そのため、無意識的に行動範囲が狭まったり、生活を楽しめなくなったりすることでストレスを感じる可能性もあります。「人が多いところに行くのは怖い」、「旅行や行楽は諦めよう」、「買い物も必要最低限に」という形で、息苦しくなってくるとストレスを感じますし、いつ解消されるかわからないという状態は不安になっても仕方がありません。結果的に生活が楽しくなくなり、心身ともに疲弊してしまえば抵抗力が落ち、結果的に感染症にかかってしまうこともあり得るのです。

 

 

感染症対策のストレスや不安を感じにくくする方法(精神面)

 

 

次に感染症対策のストレスや不安を感じにくくする方法(精神面)について解説します。

 

 

情報の取捨選択を『ポジティブで役に立つことのみ』に絞り込む

感染症対策でストレスや不安を感じにくくするためにも、SNSやニュースを見るときは、ポジティブで役立つ情報のみ取捨選択するようにすることがおすすめです。例えば、不安を感じている方の意見や罹患した方の意見を受け入れるのではなく、感染しないために役立つ情報は何か、感染したらどうすべきかといったようなポジティブな情報のみを覚えていくということです。感染症対策を生活習慣病対策に置き換えて考えると分かりやすいかもしれません。例えば、「特定の食材や栄養素を取りすぎると危険!」と言ったようなネガティブな情報に目を向けるのではなく、「健康や予防に役立つにはこういう食材が良い!」といったようなポジティブな情報に目を向けることが大切です。

 

ネガティブなニュースを『追いかけすぎない』

感染症対策でストレスや不安を感じにくくするためにも、ネガティブなニュースを追いかけすぎないことも重要と言えます。『不安』からついネガティブなニュースを追いかけてしまいがちです。しかし、自分でネガティブな情報を追いかけつづけるとストレスが溜まる一方なのも忘れてはなりません。感染症対策を地震に例えると、確かにいつ自分自身に被害が及ぶか分かりませんが、不安な気持ちで日本各地で起こる地震の発生情報ばかりを追いかけているような状況ですと、ストレスが溜まって当然です。自然災害と同じように感染症対策をした上で、それでも罹患した時に「なるべく早く元気になれるような準備」をしておくよう心がけておくと良いでしょう。

 

ストレスや不安を『解消できる方法』を手に入れる

感染症対策でストレスや不安を感じにくくするためにも、感染症対策のことを考えつづける時間を減らすために「別の方法を考える」ことも大切です。例えば、不安を感じたことをトリガーにして深呼吸をする、軽いストレッチをするなどの、ストレスや不安を解消できる方法を手に入れると良いでしょう。その他にも読書、音楽鑑賞、アニメ、映画を見るなどの形で別のことをする時間に置き換えるのもおすすめです。時間があるとついついSNSやニュースを見て不安を増幅させがちですが、不安な時間を増やすのではなく、「楽しくいられる時間を作る」ようにするとよいでしょう。

 

健康的な生活を心がけて『リラックスできる環境』を整える

健康的な生活を心がけて『リラックスできる環境』を整えることも大切です。例えば、仕事や家族の不安、将来の不安などが積み重なっている状態ですと、不安な気持ちが心にあるままなので不安が増えてしまいます。しっかりとした感染症対策をした上で、心身ともに健康的な生活をできるように考えること、普段の生活習慣や生活環境がリラックスできるような状況に整えていくことでストレスや不安を感じにくくなるでしょう。自分の趣味や好きなものに集中できる時間を作ったり、運動する時間や健康的で美味しい料理を作ったりすることに時間を費やすイメージを持つのがおすすめです。

 

いざという時のための医療機関も絞り込んでおくという『安心を手に入れる』

ストレスや不安の一つに、いざという時にどうしたらいいのかわからないということもあります。そのため、普段通っている病院だけでなく、移動可能な範囲の病院を調べておいたり、実際に救急車を呼んだりするためにはどうしたらよいかを調べておくと安心です。前述した“備えあれば憂いなし”という言葉通りに、まずは備えておくことを前提として安心を確保していくことを心がけましょう。「こういう対策をしたから大丈夫!!!」としっかりと思えることもとても重要です。そのように感じられるツールを手元に持っておくこともよいでしょう。どうしたら良いかわからないということ自体が不安につながってしまうため、「どうすれば良いか分かっているという安心」を手に入れてください。

 

 

 

感染症対策のストレスや不安を感じにくくする方法(肉体面)

 

 

次に感染症対策のストレスや不安を感じにくくする方法(肉体面)について解説します。

 

感染症対策をした上で『軽い運動』を始める

感染症対策のストレスや不安を感じにくくする方法として、感染症対策をした上で軽い運動を始めるのは非常におすすめです。心身の健康につながりますし、行動範囲が少しでも広がることでストレスや不安を感じにくくなります。特に普段から運動をしない方の場合ですと、日光に当たる時間も減ってしまいますし、部屋の中にずっといればストレスや不安が蓄積されていることに気づかない場合もあるでしょう。外に出て気晴らしをすることで、気持ちも心も晴れますし、何よりも気持ちの切り替えになるということを知っておいてください。

 

健康を意識した『食材や旬のもの』を取り入れるのもおすすめ

感染症対策のストレスや不安を感じにくくするためにも、健康を意識した食材や旬のものを取り入れるのもおすすめです。料理自体がストレスの発散にもなりますし、美味しいものを食べることで心身ともに元気になり、感染症に対応するための免疫も整えることができるようになります。毎日元気いっぱいでいられるように美味しい料理をする。美味しい料理を作ることでストレスを発散していくといったような流れが作られれば、ストレスや不安を感じている暇はありませんし、何よりも充実した生活に繋がりやすくなります。

 

『お風呂』に入ったり、『睡眠時間』を確保したりすることを忘れない

人はストレスや不安を感じてくると、お風呂に入るのが億劫になったり、眠れなくなったりすることがあります。極端なことを言えば軽いセルフネグレクトをしているような状態となり、ストレスや不安を解消できる肉体の健康状態を維持できなくなってしまうのです。必ず毎日お風呂にゆっくりと入って体と心の疲れを癒す。しっかりと眠れるように睡眠のための工夫を行うなど、『自分自身の体を大切にする』という取り組みを忘れないようにしましょう。お風呂で清潔な体を保ち、睡眠によって日々の疲れを解消していくことで、ストレスを溜めにくく、不安に強い体作りをしていくと考えることが大切です。

 

寝る前のスマホや『暇潰し』のためのテレビの閲覧を控える

ストレスや不安を感じる要因として、ネガティブな情報を追いかけてしまうということは何度かお伝えしました。何らかの情報を得ようとする時、必要な時以外は大抵は暇な状態、もしくは時間潰しのためにスマホやテレビを見てしまうことがあるでしょう。暇だからスマホやテレビを見ているつもりが、結局ネガティブなニュースを見ることになってしまい、ついつい見ている時間が増えてしまえば、ストレスや不安を増長させてしまいます。不安な情報を目にしないようにするためにも、寝る前なども含めて暇つぶしのためにスマホやテレビを見るといった習慣を避けと良いかもしれません。

 

家族や友人と出かけたり、『コミュニケーションしたりする機会』を増やす

ストレスや不安を感じない生活環境を繰り上げるとともに、ストレスや不安を感じにくい人間関係を構築することも非常に重要です。不安で暇な状態や時間を限りなく少なくするためにも、家族や友人と出かけたり、コミュニケーションしたりする機会を増やすと良いでしょう。特に同じ地域の方であれば、どこそこの学校で流行っているらしい、どこそこのスーパーやお店で休んでいる人が多いらしいといった有益な情報も入ってくる可能性もあるため、必要に応じて対策を強化することにもつながります。結果としてポジティブな情報が得られることとなり、近場の流行を避けることができること自体が不安ではなく、安心につながっていくでしょう。

 

 

まとめ

 

今回はコロナやインフルなどの感染症対策のストレスや不安の原因となる理由、感染症対策のストレスや不安を感じにくくする方法(精神面)・(肉体面)についてお話ししました。コロナやインフルなどの感染症対策のストレスや不安については、『対策をすることで安心をする』というのが一番の解消方法と言えます。同時に、地震などの災害と同じように感染症を気にしすぎないこと、何かあった時には対処できるようにしておき、備えがあれば憂いなしという形でポジティブな気持ちを持つことが大切です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

この記事が感染症対策のストレスや不安を感じている方のお役に立てれば幸いです。

津々見 知里

津々見 知里(つつみ ちさと)

現職:みゆきカレッジ講師

臨床看護師歴14年。大学病院にて、集中治療室、緩和ケア、心臓血管外科、循環器内科などを経験。看護師として、また2児の母として、自分を労りながら日々を過ごすことで、目の前の方にも余裕を持って接することができることを痛感。大切な日々の生活を少しでも健やかに、心身ともに緩ませながら過ごせるツールとしてアロマを活用する様々な方法をお伝えします。

資格

看護師、保健師、NARD JAPAN認定アロマ・インストラクター