目次
- レシピ情報
- 作り方

みゆきの里では、2008年10月より料理研究家 辰巳芳子先生のレシピをもとに、「いのちを支えるスープ」を献立に組み込み、季節の素材を使ったスープを患者様やご利用者様に提供しています。
それらを提供するにあたりみゆきの里では毎月の「いのちを支えるスープの勉強会」を開催。
山本総料理長にご指導をいただきながら、管理栄養士や調理師が、鎌倉の辰巳先生の自宅教室で直伝されたレシピを体験できる催しです。
今回は「小松菜のポタージュスープ」の勉強会を開催いたしましたので、伝授いただいた内容を記します。
レシピ情報
今回ご紹介するみゆきの里で提供しているスープは、小松菜を使用したポタージュです。
小松菜は、冬が旬の栄養価が高くて調理しやすい日本の伝統的な葉物野菜です。
栄養と健康効果
•カルシウム:野菜の中でもトップクラス。骨や歯の形成に重要
•鉄分:貧血予防に効果的。ほうれん草より多く含まれる
•ビタミンC:免疫力アップ、美肌効果、風邪予防に
•βカロテン:抗酸化作用、生活習慣病予防に
•ビタミンK:骨の形成を助け、骨粗しょう症予防に
•食物繊維:腸内環境を整え、便秘解消に
栽培と旬
•旬:11月〜2月。寒さに強く、霜に当たると甘みが増す
•栽培:家庭菜園でも育てやすく、プランターでも可能。秋まきが最も作りやすい

材料(15人分)*監修:山本総料理長
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 小松菜 | 250g |
| 男爵いも | 500g |
| 玉ねぎ | 75g |
| 白長ねぎ | 75g |
| オリーブオイル | 大さじ3 |
| 鶏のブイヨンスープ | 5~7カップ(ローリエ2枚) |
| 牛乳 | 1.5~2カップ |
| 塩 | 小さじ2 |
作り方
1、小松菜は葉と茎に分けて、水につける。茎を小口切りにする。
2、男爵イモは皮をむき、8mmのいちょう切りにし、水に10分つける
3、玉ねぎと白長ねぎを小口切りにする(ともに薄切り)
4,鍋に玉ねぎ、白長ねぎ、オリーブオイルを入れて火にかけ、玉ねぎ、ねぎの刺激臭がぬけるまで弱火で蒸らし炒め、水気を切った男爵いもを加えさらに炒める、小口切りにした小松菜の茎を加え、十分に柔らかくなるまで炒める。
※焦がしそうになったら、少し水分を加えても可。
5、4にブイヨン(ローリエ取り除く)をかぶる程度に加え、塩を半量強入れ、柔らかく煮る。
6、小松菜の葉を茹で、ブイヨン少々と一緒にミキサーにかける。
7、軟らかく煮たうえで粗熱をとった5をミキサーにかけ、こしきを通し、鍋に移す。
8、残りのブイヨンと牛乳、塩、葉のペーストを入れ仕上げる。







