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食コラム

お正月の「お餅」に飽きて余った時に手軽においしく楽しむ方法

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目次

  • お餅を楽しむために知っておくべき豆知識
  • お餅を手軽においしく楽しむ方法
  • お餅を手軽においしく楽しめる電子レンジレシピ5選をご紹介
  • まとめ

 

お正月のために準備したり、おすそ分けで頂いたりしたお餅にお困りではありませんか?

お餅は日本の伝統的な食材であり、もちもちの食感と栄養価の高さ、腹持ちの良さから、古くから親しまれてきました。

しかし、調理や後片付けが手間だったり、同じ食べ方が続いたりしてしまうとどうしても飽きてしまいがちですよね。

本記事では、健康を意識される方やお年寄りにも安心して美味しくお召し上がりいただけるよう、お餅を飽きずに楽しむための様々なアイデアについてお話しします。

 

 

お餅を楽しむために知っておくべき豆知識

 

はじめに、お餅を楽しむために知っておくべき豆知識について解説します!

 

お餅の栄養とカロリーについて

お餅は、その見た目からは想像しにくいほど、栄養価に優れた食品です。主成分は炭水化物であり、私たちの活動に必要なエネルギー源として非常に効率的です。ご飯と比較しても、水分量が少ない分、少量で多くのエネルギーを摂取できるため、腹持ちが良いという特徴もあります。

具体的なカロリーとしては、一般的な切り餅1個(約50g)あたり110〜120kcal程度で、これはお茶碗軽く一杯のご飯とほぼ同等です。筋肉トレーニングやマラソンランナーの方、もしくは仕事や勉強に集中したい方などカロリーを適切に摂取したい方にも人気があります。

 

お餅の多様な種類と地域性

日本各地には、その土地の風土や文化に育まれた、様々な種類のお餅が存在します。一般的に知られているのは、東日本で主流の四角い「角餅」と、西日本で多い丸い「丸餅」ですが、これらはほんの一部に過ぎません。

例えば、新潟県の「笹団子」や、鹿児島県の「あくまき」のように、地域特有の素材や製法で作られるお餅も数多くあります。また、使用されるもち米の種類や、つき方、練り方によっても、風味や食感は大きく異なります。これらの多様なお餅を知ることは、日本の豊かな食文化を再認識することにも繋がります。

 

個包装と非個包装の適切な選び方

スーパーマーケットなどで見かけるお餅には、一つずつ個包装されたものと、数個がまとめて包装された非個包装のものがあります。それぞれの特性を理解し、ご自身の使用目的に合わせて選ぶことが、お餅を美味しく無駄なく楽しむためのポイントです。

個包装のお餅は、一つずつ必要な時に開封できるため、酸化や乾燥を防ぎやすく、美味しさを長期間保てます。また、使い勝手が良く、おやつや夜食などちょっとした軽食にも便利です。

一方で、非個包装のお餅は、一般的に価格が手頃な傾向にあり、家族でまとめて消費する場合や、短期間で使い切る予定がある場合に適しています。しかし、開封後は空気に触れる面積が大きくなるため、乾燥やカビの発生に注意が必要です。

 

お餅の安全な保存方法と賞味期限

お餅を安全に美味しく召し上がるためには、適切な保存方法が非常に大切です。市販のお餅には、常温保存可能なものと冷蔵保存が必要なものがありますので、まずはパッケージに記載された表示を必ず確認してください。

未開封の個包装のお餅であれば、直射日光を避け、冷暗所での常温保存が可能です。しかし、一度開封したり、非個包装のお餅であったりする場合は、カビの発生を防ぐために、冷蔵庫での保存が基本となります。

冷蔵保存の際は、乾燥を防ぐためにラップでしっかりと包み、密閉容器に入れるとさらに長持ちしやすくなるでしょう。より長期保存をしたい場合は、冷凍保存が有効であり、一つずつラップで包んでからフリーザーバッグに入れ、冷凍庫で保存すれば、数ヶ月間美味しく保つことができます。

 

 

お餅を手軽においしく楽しむ方法

 

次に、お餅を手軽においしく楽しむ方法について解説します。

 

お餅をこびりつかせずに食べる調理方法

お餅を焼いたり、煮たりする際に、容器や調理器具にこびりついてしまうと、後片付けが大変なだけでなく、お餅の美味しさも半減してしまいます。こびりつきを防ぐためのちょっとした工夫で、お餅料理がもっと快適になります。

例えば、フライパンで焼く場合は、少量の油をひき、弱火でじっくりと加熱することがポイントです。また、クッキングシートやアルミホイルを敷くのも効果的です。

お鍋で煮る際は、お餅を入れる前に一度お湯を沸騰させ、お餅同士がくっつかないように間隔をあけて入れると良いでしょう。

また、片栗粉を軽くまぶしてから煮ると、とろみがついてこびりつきにくくなります。電子レンジを使用する場合は、耐熱皿に少量の水を張り、お餅を入れることで、柔らかく、こびりつきにくい状態に仕上がります。

 

おもちと相性の良い調味料

お餅は、そのシンプルな味わいゆえに、様々な調味料と驚くほど相性が良い食材です。定番の醤油やきな粉はもちろんのこと、少し工夫するだけで、お餅の新しい魅力を引き出すことができます。

例えば、甘い味付けがお好みであれば、あんこや黒蜜、砂糖醤油がおすすめです。香ばしい風味が欲しい時は、海苔で巻いたり、ごま油を少し垂らして焼いたりするのも良いでしょう。

また、食事としてお餅を楽しみたい場合は、味噌やポン酢、さらにはキムチや明太子といったピリ辛な調味料も意外な美味しさを発見させてくれます。バターやチーズを乗せて洋風にアレンジしたり、カレー粉やコンソメで風味を加えたりと、可能性は無限大です。

お好みの調味料を組み合わせることで、お餅のレパートリーが格段に広がり、飽きることなく毎日のお食事に彩りを添えることができます。

 

袋麺や冷凍うどんと一緒に煮込んでもおいしい

お餅は、手軽な麺類との相性も抜群です。(私は大好きです♪)

特に、ご家庭に常備されていることが多い袋麺や冷凍うどんに加えることで、いつもの食事がぐっと豪華になり、満足感も高まります。作り方は非常に簡単で、麺を煮込む際に、柔らかくなったお餅を加えて一緒に煮るだけです。

お餅がスープの旨味を吸い込み、もちもちとした食感が麺とは異なるアクセントとなり、食べ応えのある一品に仕上がります。醤油ベースのラーメンには、溶け出したお餅のまろやかさが加わり、味噌ラーメンにはコクと深みが生まれます。

また、カレーうどんにお餅を入れると、とろみがついてさらに美味しくなります。野菜や卵なども一緒に加えれば、栄養バランスも向上し、これだけで一食分の食事として十分に楽しめます。

 

電子レンジで調理が簡単

忙しい現代社会において、電子レンジは私たちの食生活を大きく支える便利な調理器具です。お餅も例外ではなく、電子レンジを活用することで、手間なく短時間で美味しく調理することができます。

例えば、硬くなってしまったお餅も、耐熱皿に少量の水を張り、お餅を入れて電子レンジで加熱するだけで、あっという間にもちもちの食感に戻ります。焼き餅のように香ばしい風味を求める場合は、電子レンジで柔らかくした後に、オーブントースターで軽く焼くと良いでしょう。

火を使わないため安全性が高く、小さなお子様やご高齢の方でも安心して調理に参加できる点も大きなメリットです。電子レンジを上手に活用して、お餅料理のレパートリーを広げ、日々の食卓をさらに豊かなものにしましょう。

 

こびりついたお餅を取るときのポイント

お餅を調理した後の鍋や食器にこびりついてしまったお餅は、冷えてしまうと非常に硬くなり、洗い落とすのが困難になります。しかし、いくつかのポイントを押さえることで、簡単にかつ傷つけることなく取り除くことができるんです!

最も効果的な方法は、お湯に浸して柔らかくすることです。調理後すぐに、お餅がこびりついた鍋や食器に熱めのお湯を張り、しばらく放置してください。お餅が水分を吸収して柔らかくなったら、スポンジやヘラで優しくこすり落とせます。

食器や鍋を傷つけてしまう可能性がありますので、決して金属製のタワシなどで無理にこすらないでください。

また、頑固なこびりつきには、重曹を使用するのも有効です。少量の重曹を振りかけ、お湯を張ってしばらく置くと、お餅のタンパク質を分解し、よりスムーズに汚れを落とすことができます。

 

 

お餅を手軽においしく楽しめる電子レンジレシピ5選をご紹介

 

お餅を手軽においしく楽しめる電子レンジレシピ5選をご紹介しちゃいます♪

 

味付き油揚げにお餅を入れる「お餅巾着」

お餅巾着は、お稲荷さん用の味のついた油揚げの中に、お餅をそのままひとつ、もしくは食べやすいように半分に切ってレンジでチンするお手軽料理です。耐熱トレイにラップを敷いて、その上にふんわりとラップをすればお皿も汚れません。

油揚げに味がついているので調理する必要もなく、個数にもよりますがあっという間にできるので、非常におすすめです。大量にお餅を消費したい場合にも向いており、アレンジのレシピも豊富なのでお好みのレシピサイトなどでチェックしてみましょう。

 

海苔にチーズとお餅を乗せて「時短チーズもち」

時短チーズもちは、同じく耐熱トレイにラップをひいて、その上に海苔とお餅、そしてお好みの量のチーズを乗せて、レンジでチンするお手軽料理です。チーズもお餅も両方とろけて、海苔とチーズの甘みを十分に味わうことができます。

どの食材も基本的に日持ちする物ばかりであり、それぞれ冷蔵庫に常備してあればいつでも好きな時に食べられるのも魅力です。お好みに合わせてケチャップをかけてみたり、お好み焼きソースやたこ焼きソースなどをかけても味変できて楽しめるようになるでしょう。

 

冷凍うどんとお餅で「簡単力うどん」

簡単力うどんは、耐熱皿の中に冷凍うどん、その上にお餅を入れ、ほんの少しお水を入れた後、ふんわりとラップをしてチンするお手軽料理です。味付けはめんつゆもおすすめですし、粉末タイプのうどんスープを利用するとさらに手間が省けます。

冷凍うどんの上に乗せておくことで、お皿に直接お餅が触れにくくなること、そして焼いた餅よりもつきたてのお餅のようなふんわりとした食感になるになるため、何度でも食べたくなる調理方法です。力うどんは消化の良いうどんと腹持ちの良いお餅の組み合わせでもあるため、仕事や勉強で忙しい時でもしっかり食べたい時に非常におすすめです。

 

冷凍食材とお餅で「お好みお餅煮込み」

冷凍うどんの代わりに、野菜やお肉などの冷凍食材を敷きに詰めた上にお餅を入れてレンジで調理するのも簡単でお手軽です。少しずつ余った冷凍食材を片付けたいという時にも向いています。冷凍食材もお餅も味付け次第でいろんな工夫ができることもあり、レンジで鍋をするようなレシピとも相性が良いため、何を作るか悩んだときにもおすすめです。

味付けに困ったらめんつゆとバターを混ぜて、好みに合わせて醤油などを少し足すだけでも十分おいしくなります。元気がなくて料理ができないようなときでも簡単にできるため、お腹がすいて困ったときの候補として覚えておきましょう。

 

ジャムとバターで「洋風スイートもち」

実はお餅は単に使うジャムなどとも非常に相性が良い食材です。耐熱皿にラップを敷いて、お餅を並べて個数に合わせてレンジでチン、お好みの柔らかさになったら温かいうちにジャムやバターを載せるだけで簡単に作れます。

お餅は甘いものとも相性が非常に良いため、砂糖醤油やきな粉など、定番の食べ方以外でも甘いものを試してみましょう。また、レンジでチンしたお餅の上にお好みのチョコレートをのせると、お餅の熱で適度に解けるため、絶妙な味わいになるので、ぜひ試してみてください。すぐに食べないと硬くなってしまいますが、アイスクリームとの相性も抜群です。

 

 

まとめ

 

本記事では、お正月に余りがちなお餅を、一年を通して美味しく、そして安全に楽しむための様々な情報についてお話ししました。

お餅は冷蔵庫で日持ちしますし、腹持ちも良いためレンジでの調理を覚えると通年で常備したくなる食材の一つと言えます。また、アレンジのしやすさから工夫次第で飽きることなく様々な食べ方ができるのも魅力です。

美味しさのあまり食べ過ぎには注意しつつ、日々の食事の楽しみの一つとして上手に取り入れてみてください!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事がお餅をしっかりと楽しみたい方のお役に立てれば幸いです。

 

 

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