HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

食コラム

鰯の蒲焼

鰯には歯や骨の素となり、骨粗鬆症を防ぐカルシウムと、そのカルシウムの吸収を助けるビタミンDの両方が含まれているので、成長期の子供や中高年の方におすすめです。

鰯に含まれる脂分(EPA・DHA)は中性脂肪・悪玉コレステロールを低下させて、万病の元、動脈硬化を予防します。

鰯の蒲焼

材料(4人分)

  • 1人前/ 279kcal 塩分/ 0.8g)

作り方

  • 1鰯の開きを作る。鰯の頭を切り落とし、腹の先を切り内臓を取り出し、水で洗い流す。鰯の腹側から親指を骨に沿って滑らせ、腹を切り開き、左右の身を骨から外して、尾ひれを残しながら骨を折り曲げて取り除く。 背びれと腹わたを取り除き、腹骨を漉(す)くといわしの開きのできあがり。
  • 2フライパンにサラダオイルをひき、小麦粉をまぶした鰯の身を下にして焼く。
  • 37割ほど火が通ったら裏返し、皮面をこんがりと香ばしく焼く。
  • 49割ほど火が通ったらAの調味料をすべて入れ、鰯を裏返し、煮汁がなくなるまで煮詰める。
東島 正彦

東島 正彦(ひがしじま まさひこ)

現職:みゆきの里 料理長

自身の病気の経験から「医食同源」を信条に田園キッチンの料理長に就任。
穀物や野菜の味と力を引き出すマクロビオティックの調理法に学び、「土からお皿まで」
を提唱し、自ら農業に従事するなど、自然と調和する食、健康を考えた食の提供を目指している。
「医福食農連携推進協議会」中心メンバーとして、管理栄養士と共に健康レシピ本を作成。
KKT「テレビタミン」の料理コーナーに出演、けんくま21市民会議等に参加、「野菜と玄米の料理講座」 を開催するなど「食は命なり」を伝え続けている。

略歴

1981年 福岡市内ホテルなどで日本料理の修行
2003年 ウェルネススクエアー和楽開館から田園キッチン料理長に就任
      ~現在に至る~