HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

食コラム

トマトを使った「シチリア風白身魚」

トマトに含まれる「リコピン」は、抗酸化力があるといわれ、がんや動脈硬化が気になる方におすすめの食材です。

トマトの赤色の成分はリコピン。カロテノイドの一種で、βカロテンの2倍、ビタミンEの100倍もの抗酸化力があるといわれ、がんや動脈硬化の予防に役立ちます。
このリコピンは、加熱により細胞膜が壊れることで吸収されやすくなります。また、脂溶性なので、オリーブオイルなどの油を使った調理法で吸収力が高まります。

トマトを使った「シチリア風白身魚」

材料(4人分)

作り方

  • 1魚に自然塩、白こしょうを振り、オリーブオイルで焼く。
  • 2みじん切りにしたにんにく、玉ねぎをオリーブオイルで炒め、刻んだホールトマトを入れる。自然塩、白こしょうを加え、ローリエを入れて煮る。
  • 3生クリームとミントの葉を加え、クリームソースに仕立てる。
  • 4魚にかけたあと、ミントの葉を飾る。
東島 正彦

東島 正彦(ひがしじま まさひこ)

現職:みゆきの里 料理長

自身の病気の経験から「医食同源」を信条に田園キッチンの料理長に就任。
穀物や野菜の味と力を引き出すマクロビオティックの調理法に学び、「土からお皿まで」
を提唱し、自ら農業に従事するなど、自然と調和する食、健康を考えた食の提供を目指している。
「医福食農連携推進協議会」中心メンバーとして、管理栄養士と共に健康レシピ本を作成。
KKT「テレビタミン」の料理コーナーに出演、けんくま21市民会議等に参加、「野菜と玄米の料理講座」 を開催するなど「食は命なり」を伝え続けている。

略歴

1981年 福岡市内ホテルなどで日本料理の修行
2003年 ウェルネススクエアー和楽開館から田園キッチン料理長に就任
      ~現在に至る~