HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

セルフケア

ストレッチと柔軟体操について②

前回は、ストレッチの目的や効果についてご説明いたしました。

前回記事はこちら⇒⇒ストレッチングと柔軟体操について

 

今回は、ストレッチの種類と実施する時のポイント、注意点などを解説していきます。

 

 

ストレッチの種類について

 

ストレッチは大きく分けて2種類のやり方があります。

 

スタティックストレッチ(静的ストレッチ)

反動や弾みをつけずに、ゆっくりと筋肉を伸ばし、伸張した状態を維持するやり方です。

ゆっくり伸ばすことで、柔軟性を高めることができ、筋肉の疲労回復やこわばり等の解消、筋肉痛の軽減に効果的です。

また、筋肉に余計な負荷や緊張を与えないため、就寝前や運動後の実施が最も適しています。

ふくらはぎ

ハムストリング(足の裏側)

内転筋(足の内側)

大殿筋(お尻)

三角筋(肩)

三角筋(首~肩)

上腕三頭筋(腕の裏側)

広背筋(背中)

 

ポイント・注意点

・15秒~30秒程度ゆっくり伸ばす。

・呼吸を止めずに、伸ばしている時は息を吐く。

・体が温まっている時が効果的。(運動後や入浴後がおすすめ)

・反動をつけずに行う。

・痛みを我慢しない。(気持ちがいいと感じる程度で)

 

 

ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)

 

身体を動かしながら行い、反動を付けながら行うことで筋肉を柔らかくするやり方です。

動かしながら行うことで、身体が温まり、筋肉の弾力性や関節可動域を上げることが出来ます。

運動前のストレッチとして行うのが効果的です。

一例として、ラジオ体操や軽いスクワットなどがあります。

 

 

ポイント・注意点

・息が上がり過ぎないようにする。

・徐々に動きを大きく。(急に大きく動かすと怪我のリスクが高くなる)

・身体の柔軟性に合わせて行う。

・痛みがある場合は無理のない範囲で行う。

 

 

まとめ

 

ストレッチは、日常生活に取り入れやすい運動です。

運動後や入浴後は静的ストレッチ、起床後や運動前や動的ストレッチなど、場面に合わせてストレッチの種類も変えて行いましょう。

 

 

秋月 隆宏

秋月 隆宏(あきづき たかひろ)

略歴

2011年 熊本県立菊池高等学校 普通科 卒業
2013年 熊本YMCA学院専門学校 生涯スポーツ科 卒業
2013年 ウェルネススクエアー和楽 トレーニング室 入職

資格

健康運動指導士
介護予防運動指導員
温泉入浴指導員