HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

セルフケア

認知症のセルフケアのポイント!

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今回は、認知症のセルフケアのポイントをいくつかご紹介します。

認知症のセルフケアは、症状の進行を遅らせ、生活の質を向上させるために重要です。

 

 

①健康的な生活習慣

 

 *バランスの取れた食事

  野菜や果物、魚、全粒穀物などを積極的に摂取し、栄養バランスを整えます。

 *適度な運動

  散歩や軽い体操など、日常的に体を動かす習慣を持つことが大切です。

 

 

 

②脳の活性化

 

 

 *知的活動:

  読書やパズル、クロスワードなど、脳を使う活動を取り入れることで脳内の血流が活性化されます。

 *社会的交流

  家族や友人、地域の方々とのコミュニケーションを大切にし、人と社会とのつながりを

  保つことが大切です。

 

 

 

③ストレス管理

 

 *リラクゼーション

  ヨガや瞑想、深呼吸、自然と触れ合うなど、リラックスできる方法を見つけて実践します。

 *趣味の時間

  自分の好きなことに時間を使い、楽しむことがストレス軽減につながります。

 

 

 

 

④定期的な医療チェック

 

 

 *定期検診

  定期的に医療機関で検診を受け、健康状態を確認します。

 *薬の管理

  処方された薬を正しく服用し、医師の指示に従います。

 

 

 

⑤環境の整備

 

 

 *安全な住環境

  転倒防止のために、家の中を整理整頓し、危険な物を取り除きます。

 *視覚的なサポート

  メモやカレンダーを活用して、日常の予定や重要な情報を視覚的に確認できるようにします。

 

 

 

今回、ご紹介させていただいたセルフケアを実践することで、認知症の進行を遅らせ、

生活の質を向上させることが期待できます。

今日できる小さな工夫が、未来の大きな支えになります。

心と体を健やかに保ち、豊かな人生を楽しみましょう。

 

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山内 信二

山内 信二(やまうち しんじ)

現職:御幸病院 リハビリテーション部 作業療法科 科長

2007年度より、御幸病院リハビリテーション部の作業療法士として回復期リハビリテーション病棟、一般病棟、療養病棟、地域包括ケア病棟、緩和ケア病棟と多種多様な特性を持つ病棟で多くの患者さまと関わらせていただいています。病気やけがで障害がある人など日常生活に手助けを必要とするすべての人が作業療法の対象となる人です。人生のあらゆるステージで、「作業」を通じて、人と社会のつながりをつくることができるように日々奮闘しております。

資格

作業療法士
回復期リハビリテーション病棟協会セラピストマネジャー
がんのリハビリテーション研修会修了