とくに女性に多く見られる悩みのひとつが、便秘です。
読者の皆さんの中にも、便秘で悩んでいる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
自律神経の中で、交感神経が優位であると便秘になりやすくなります。
便秘にならないようにするには、副交感神経を優位にすることが大切です。
刺激する他の手段としては、
・朝に日光を浴びる
・散歩(歩く)
・ヨガ
・アロマ
・体を暖める
・音楽を聴く
・関節治療を行う
・笑い
などがあります。
「散歩(歩く)」は、心地よいと感じる有酸素運動を20~30分程度行うとよいでしょう。
「笑い」は、副交感神経を刺激するだけでなくナチュラルキラー細胞も活性化します。
作り笑いでも十分に効果がありますので、「笑い」のある生活を意識してみてください。
他にも、「関節治療」では、全身の関節の動きをよくすることで筋肉を緩めることができます。
治療によるリラクゼーション効果により、副交感神経を優位にすることができます。
便秘には、筋力向上が必要
便秘と関係が深いのは、下腹部にある腹筋である腹横筋とういう筋肉です。
腹横筋は、シックスパックといわれる腹直筋のさらに深層にあり、インナーマッスルとも呼ばれます。
①仰向けになりお腹を引っ込める運動を1日10~50回
②足を上げ股関節と膝関節を90度にする運動と元に戻る運動を交互に1日10~30回を3セット程度
これらを行うことでしだいに筋力がついてきます。
マッサージをしましょう!
腸への刺激を入れるために、マッサージをすると効果的です。
マッサージをする場合は、へその周囲を時計回りにひらがなの「の」の字を書くようにゆっくりと行います。
腸に沿ってなぞることで腸に刺激を与え、便意を促し便の移動がスムーズになります。1日10~20回を行ってみてください。
次に、お腹を温めるために背中を伸ばして、腰の下から背中にかけて両手のひらで包み込むようにして、上下にさすります。温かさを感じるまで行ってみましょう。
最後に、左の下腹部を押してみましょう。硬くなっていることが多いので、痛みのない範囲でゆっくりと押してみてください。