HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

セルフケア

「決意を胸に」「妻と娘の愛情」 健康診断で突きつけられた現実 『Ⅱ型糖尿病』

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「決意を胸に」

 

私は53歳。長年働き続けてきた身体が、今回の健康診断で突きつけられた現実 『Ⅱ型糖尿病』

「まずは糖質を控えて、毎日1時間ウォーキングをしましょう。」医師の言葉が、頭の中で反響する。食事を見直し、運動を取り入れる。3か月後の再検査までに、私は変わらなければならない。

仕事を終え、車の中で考える。習慣とは恐ろしく強固なものだ。だが、それを変えなければ未来はない。

 

 

家の扉を開けると、妻が微笑んで迎えた。
「おかえりなさい。」
その声に、小さく微笑み返す。そして、今日決めたことを口にした。
「一緒に歩かないか?」
妻は少し驚いたが、すぐに穏やかにうなずく。
「いいわ、行きましょう。」
二人は並んで夜の街へ踏み出した。歩くたびに、仕事の疲れとともに、私の中の不安も少しずつほどけていく。
「食事も変えなきゃな。」
私の言葉に、妻は優しく微笑んだ。
「大丈夫よ。一緒に頑張りましょう。」
その言葉が、何よりも心強かった。3か月後の再検査——それは恐れるものではなく、目指すべきものになった。

 

星が瞬く夜空の下、二人の影は並んで、未来へと歩みを進めていった。

 

「妻と娘の愛情」

  夜の静寂の中、冷蔵庫の扉がそっと開かれた。
「また隠れてアイスクリームを食べようとしてるの?」
背後からの声に、私は肩をすくめて振り向いた。そこには、腕を組んだ妻と娘が並んで立っていた。
「いや、その…ちょっとだけなら…」
娘は大きくため息をつく。「お父さん、Ⅱ型糖尿病は油断できないの。少しずつが積み重なって、大変なことになるんだよ。」
妻も静かに頷く。「あなたには、ずっと元気でいてほしいのよ。」
彼は冷蔵庫の中の小さなアイスクリームを見つめる。確かに、一口の幸せは魅力的だ。でも、それが家族の心配と引き換えになるのだとしたら――
「……分かったよ。」

彼はアイスクリームから手を離し、代わりに娘が差し出したヨーグルトと果物のデザートを受け取る。ひと口食べると、爽やかな甘さが広がった。
「意外と、悪くないな。」
娘と妻が微笑む。「でしょ?私たち、あなたともっと長く一緒にいたいの。」
冷たいアイスクリーム以上に、彼の心は家族の愛情に満たされていた。

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西島 裕一朗

西島 裕一朗(にしじま ゆういちろう)

現職:軽費老人ホーム 富貴苑 生活相談員

平成25年4月入職。生活支援員、庶務課を経て平成31年から生活相談員として現在にいたる。平成30年よりみゆきの里総合相談支援センター地域支援活動チームとして地域活動も兼務しており、地域の活動、行事に参加している。今年度からみゆきの里地域活動推進副センター長として継続して地域の活動、行事に参加している。

資格

社会福祉主事

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