7月の採用市況について

みゆきの里の理念に基づく、医療・福祉分野の求職者動向

 

理念と採用環境

みゆきの里は、「人が人をおもう、人が人をつつむ。」という理念のもと、予防・医療・介護・福祉の総合力を生かしながら、地域の皆さまの暮らしを支えてきました。私たちの支援を日々かたちにしているのは、職員一人ひとりの温かいまなざしと専門性です。しかし、2026年現在の採用環境は厳しさを増しており、特に7月はその傾向が顕著に表れる時期となっています。

 

 

賞与後のキャリア見直しと競争の激化

7月は夏季賞与の支給を迎える法人が多く、働く人々が自身のキャリアを見つめ直すタイミングでもあります。転職活動を始める方が増える一方で、同じ時期に多くの医療・福祉施設が採用を強化するため、優秀な人材をめぐる競争は例年以上に激しくなっています。応募は増えても、複数の法人を比較しながら慎重に選ぶ求職者が多く、選考辞退が生じやすいという難しさもあります。

 

 

夏季休暇前の転職準備と求職者の迷い

お盆や夏季休暇を控えたこの時期は、ご家族と話し合う機会が増えることから、働き方を見直す方が増える傾向があります。医療・福祉職はシフト勤務が中心であるため、休暇前に転職活動を進めておきたいという心理が働きやすく、求職者の動きが一気に活発化します。しかし同時に、求人件数も増えるため、求職者にとって選択肢が広がり、法人側にとっては採用の難易度がさらに高まる時期となります。

 

 

新人職員が直面する夏の壁

4月に入職した新人職員にとっても、夏は初めて大きな壁に直面しやすい季節です。業務に慣れてきた一方で疲労が蓄積しやすく、相談したいタイミングで先輩が夏季休暇に入ることもあります。こうした状況から、新人層の離職検討が増える時期でもあり、採用と定着の両面で課題が生じやすくなっています。

 

 

深刻化する人材不足と求められる専門性

全国的に医療・介護分野の人材不足は深刻化しており、多くの職種で採用競争が激しくなっています。みゆきの里でもICTや電子カルテの活用を進めていますが、求職者の間では「デジタル化が進んでいる職場で働きたい」という意識が高まっており、職場環境の整備が採用力に直結するようになっています。求められる専門性が変化する中で、法人側の採用難易度はさらに高まっています。

 

 

理念を守るためにも採用難易度は高まっている

7月は求職者の動きが活発になる一方で、業界全体の人材不足や求職者の選択肢増加、新人層の離職増加、DX対応による求められるスキルの変化などが重なり、採用難易度は確実に高まっています。

 

みゆきの里は、理念である「人が人をおもう、人が人をつつむ。」を守り続けるために、働きやすい職場環境の整備や教育・研修体制の充実、DX推進による業務負担の軽減、そして職員一人ひとりが尊重される風土づくりに継続して取り組んでいます。地域の皆さまの健康と暮らしを支えるためにも、採用と育成の強化は今後も重要な課題であり、引き続き真摯に向き合ってまいります🙂‍↕️