わたしたちが普段何気なく使っている 健康 という言葉
みなさんは いつ頃 この言葉を意識するようになりましたか?
わたしは 約30年ほど前になりますが、授業の中で 1948年に発効された【WHO憲章の健康の定義】を学んだことが最初に意識した時だったかと思います。
WHO憲章の前文において 『健康とは病気ではないとか、弱っていないとうことではなく、肉体的にも精神的にもそして社会的にも、すべてが満たされた状態であること』 とされています。 このとき学生だった私は あまり深くは考えず、ただ年号と言葉を覚えただけだったように思います。
そもそも「健康」という言葉の由来は?

言葉の成りたちが気になり、調べてみました。
健康は 『健』と『康』というふたつの漢字からなりたっています。このふたつの字はいずれも「体がすこやかであること」「安らかであること」を表し、古代中国で生まれた言葉が日本へと伝わったといわれています。
『健』
❒「体が強い」「丈夫」「元気である」 という意味
❒偏のにんべんは人の形 「ひとがしっかりと立つ」→「力強さ」「しなやかさ」を表すとされています
『康』
❒「やすらか」「平穏」「安心できる状態」という意味
❒身体だけでなく、心や生活が落ち着いていることを表す文字 とされています
つまり健康とは、「身体の調子が良い」というよりもっとひろい意味で「身体・精神・平穏な生活、安定」を表す言葉になります。
学校卒業後、在宅で生活をされている高齢者に携わる仕事をするようになり、現在は、高齢者支援センターささえりあ幸田で勤務、そこで全人的健康について学ぶ機会を得ました。
全人的健康(ホリスティックヘルス)は、単に病気がない状態や身体的に健康であることだけを意味するのではなく、身体的、精神的、社会的、霊的な側面が十分に満たされ、調和している状態を指します。
健康とはからだ(Body)、こころ(Mind)、いのち(Spirit)の一体となった人間まるごとのものであり、からだ(Body)、こころ(Mind)、いのち(Spirit)の全体を健やかに生き生きと保つことだと知ることができました。※参照HHLAB サクセスエイジングのための12ノススメより
また、全人的健康にはヨガが効果的であることも学びました。
わたし自身も年を重ねていくなかで健康についてよく考えるようになりました。
さぼりがちですが、ヨガも続けています。合蹠のポーズで呼吸をすると、自然に姿勢や呼吸に集中ができ、気持ちが落ち着きます。
ささえりあでは、総合相談窓口として様々な相談に対応しながら、併せて、地域住民の健康づくり、予防への取り組みも行っています。
活動を通して、たくさんの人と出会うなかで人とのつながりがとても大切だと感じています。JAGESプロジェクトの研究によって、閉じこもり傾向にある人は、健康リスクとなる可能性があることがわかっています。
人とのつながりは、一緒に出掛ける、食事にいく、趣味活動をするなど外出をするものだけでないと考えます。近所の方と挨拶をする、見守ってもらう、見守ることも大事なつながりだと思います。そして、それは、気持ちの安定、生きがい、安心、生活の質などにかかわっていきます。
ささえりあでは 人とのつながる場所(ヨガも含)の紹介や場所づくりの支援なども行っています。高齢者の方が対象になりますが 通いの場や健康に関することなど何かありましたらご相談ください。
雨が多いこの時期は、家で過ごす時間が多くなると思います。
ご自身の健康のことを少し考える“チャンス”にしてみてはどうでしょか。






