HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

セルフケア

効果的な運動負荷の考え方

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効果的な運動負荷の考え方 ―

 

こんにちは。ウェルネススクエアー和楽で理学療法士をしている澤部です。

 

私自身40代になり、健康を意識しながら運動を続けていますが、日々の指導や体験を通じて強く感じるのは、「運動負荷の調整が成果を左右する」ということです。

利用者の皆さまからも、こんな声をよく耳にします。

・「頑張っているのに成果が出ない」

・「効果があるのか不安」

・「ちょっと楽すぎる気がする」

・「キツすぎて続けられない!」

実はこれらのお悩みの多くは「負荷のかけ方」に関係しています。

 


 運動負荷とは?

 

「運動負荷」とは、体にどの程度の刺激(ストレス)を与えるかを示すものです。

 ・負荷が軽すぎると… 刺激不足で効果が出にくい

 ・負荷が重すぎると… ケガや挫折のリスクが高まる

最適な負荷は「無理なく続けられ、少し挑戦できる強度」です。

 

💡【実例紹介】

60代の利用者様から「毎日トレッドミルでウォーキングしているけど変化がない」と相談をいただきました。
傾斜をつけ、ペースと心拍数を少し意識していただいたところ「通勤の坂道も楽になった!」と喜ばれました。


  目的別の負荷の目安
 

筋力トレーニング

「あと1〜2回なら頑張れる」と感じる重さが理想です。

 ・筋力アップ(筋肥大):8〜12回で限界がくる重さ

 ・筋持久力アップ:15〜20回で限界がくる重さ

初心者の方は、軽い負荷でフォームを意識したスロートレーニングから始めるのがおすすめです。

 

有酸素運動

「少し息が上がるけど会話できる」くらいが最適です。

さらに、心拍数を基準にすると調整しやすくなります。

目標心拍数の計算式
(220 − 年齢) × 強度(%)

例:40歳の場合 → 最大心拍数 180

  • 健康維持 → 約60%(108拍/分)
  • 脂肪燃焼・持久力アップ → 約70%(126拍/分)
  • 運動に慣れてきた方 → 約80%(144拍/分)

最近はスマートウォッチやマシンで簡単に確認できます。


  まとめ

 

  • 負荷が軽すぎても重すぎても効果は出にくい
  • 「少し頑張れるくらい」が一番効果的
  • 心拍数や回数を目安に調整すると分かりやすい
  • 大切なのは「ちょっと頑張れるくらい」。

 

 

笑顔で運動を続けられるように、全力でサポートいたします。

和楽で、自分に合った運動を一緒に見つけてみませんか?

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