免疫力には、筋力を向上させ体温の上昇が重要となります。
筋肉を動かすことで、血液循環が良くなり、身体全体が温まってきます。
これを繰り返すことで、基礎体温が上がり、血液中の白血球に含まれる免疫細胞が活性化されるため、免疫力も高まります。
しかし、過度な運動は逆に免疫力を下げます。
過度な筋力トレーニングやマラソンなどはお勧め致しません。
過度な運動では、血中のNK細胞(がん細胞や感染細胞を攻撃するリンパ球)・T細胞(免疫に重要な細胞)の数や機能の低下をきたし、
ストレスホルモンや抗炎症性サイトカイン(タンパク質)が分泌され易感染性になるためです。
適度な運動の内容
・軽く汗をかく程度のウォーキング(1日8,000歩~10,000歩程度)
・スクワット(脚を肩幅に広げて、膝が前に出ないように、お尻を後ろに出すこと)
・階段を積極的に利用する
・YOU TUBEなどにある「家でできる運動」を行う などです。
副交感神経を優位にし、ストレス発散!
強いストレスは、血管の収縮をさせて筋肉を固くなることで交感神経が優位となります。
そうしますと、全身の血液循環が悪くなり免疫細胞の循環不良により、免疫機能低下を引き起こします。
そこで、関節治療、軽いストレッチ、リラクゼーション法などをすることで、血管の拡張による循環を良くすることで副交感神経を優位にします。
特に、関節治療は全身の動きを良くするので、循環改善、副交感神経優位し、免疫をあげるためには重要です。