HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

セルフケア

免疫力をあげるためには、運動による体温上昇を!

 

 

免疫力には、筋力を向上させ体温の上昇が重要となります。

筋肉を動かすことで、血液循環が良くなり、身体全体が温まってきます。

これを繰り返すことで、基礎体温が上がり、血液中の白血球に含まれる免疫細胞が活性化されるため、免疫力も高まります。

しかし、過度な運動は逆に免疫力を下げます。

過度な筋力トレーニングやマラソンなどはお勧め致しません。

過度な運動では、血中のNK細胞(がん細胞や感染細胞を攻撃するリンパ球)・T細胞(免疫に重要な細胞)の数や機能の低下をきたし、

ストレスホルモンや抗炎症性サイトカイン(タンパク質)が分泌され易感染性になるためです。

 

適度な運動の内容

・軽く汗をかく程度のウォーキング(1日8,000歩~10,000歩程度)

・スクワット(脚を肩幅に広げて、膝が前に出ないように、お尻を後ろに出すこと) 

・階段を積極的に利用する         

・YOU TUBEなどにある「家でできる運動」を行う  などです。

 

副交感神経を優位にし、ストレス発散!

 

強いストレスは、血管の収縮をさせて筋肉を固くなることで交感神経が優位となります。

そうしますと、全身の血液循環が悪くなり免疫細胞の循環不良により、免疫機能低下を引き起こします。

そこで、関節治療、軽いストレッチ、リラクゼーション法などをすることで、血管の拡張による循環を良くすることで副交感神経を優位にします。

特に、関節治療は全身の動きを良くするので、循環改善、副交感神経優位し、免疫をあげるためには重要です。

黒土 達也

黒土 達也(くろつち たつや)

現職:社会福祉法人 健成会
みゆき園グループ 事務長

略歴

1992年 熊本リハビリテーション学院(現 熊本総合医療リハビリテーション学院)卒業
1992年 大分健生病院 入職
1995年 ニコニコ診療所 入職
1996年 同診療所 リハビリテーション室長 
2000年 御幸病院 入職(主任) 同年リハビリテーション室長 拝命
2013年 同病院 リハビリテーション部技師長 拝命
2019年 御幸病院 事務長 拝命
2020年 社会福祉法人 健成会 みゆき園グループ 事務長 ~現在に至る

資格

理学療法士・介護支援専門員 /福祉住環境コーディネーター2級
がんリハビリテーション 等

終了研修

関節ファシリテーション基礎研修、応用研修、教育研究研修
日本ボバース研究会 成人片麻痺3週間コース、操体法、浮腫療法、肺理学療法
水中運動療法、触圧覚刺激法、脊柱における関節モビライゼーション
運動器系体表解剖セミナー  など多数

所属学会

日本理学療法士学会・熊本県理学療法士学会・関節ファシリテーション学会
熊本県医療法人協会リハビリテーション部会(監事)

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