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「貯筋(ちょきん)」で始める健康寿命の延ばし方

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「貯筋(ちょきん)」で始める健康寿命の延ばし方

〜効率的な「運動」と「タンパク質」の黄金バランス〜

こんにちは。「ウェルネススクエアー和楽」の理学療法士の澤部です。

皆さんは、「貯金」ならぬ「貯筋(ちょきん)」という言葉を耳にしたことはありますか?

私たちの筋肉量は、特別な対策をしなければ30代頃をピークに、年齢とともに少しずつ減少していきます。筋肉が減ると、歩くスピードが落ちたり、疲れやすくなったりするだけでなく、将来的には転倒や寝たきりのリスク(サルコペニアやフレイル)も高まります。

いつまでも自分の足で元気に歩き、健やかな毎日を送るためには、今から筋肉をしっかり「貯めて」おくことが大切です。

今回は、効果的な「運動」と、筋肉の材料となる「食事(タンパク質)」の関係、そして上手な補給方法について、理学療法士の視点から分かりやすく解説します。

 

1. なぜ「運動だけ」「食事だけ」では足りないのか?

筋肉を維持・増強するためには、「適切な運動」と「十分な栄養(タンパク質)」の両方が必要です。

● 運動だけを頑張ると…
タンパク質が不足した状態で運動を行うと、身体は不足したエネルギーを補うために筋肉を分解してしまうことがあります。十分な栄養補給ができていないと、せっかくの運動効果が十分に得られない可能性があります。

● 食事(タンパク質)だけを摂ると…
一方で、運動による刺激が少ない状態では、摂取したタンパク質が筋肉づくりに効率よく活用されにくくなります。
つまり、「運動で筋肉に刺激を与え、その後にタンパク質を補給する」という流れが、効率的な“貯筋”のポイントです。

 

 

2. 理学療法士がおすすめする「貯筋」のための運動

筋肉を増やすためには、日常生活より少し負荷をかける「レジスタンス運動(筋力トレーニング)」が効果的です。

特に、身体の中でも大きな筋肉が集まる「下半身」を鍛えることで、効率よく筋力維持につながります。

【おすすめのセルフエクササイズ:スクワット】
1. 足を肩幅より少し広めに開き、つま先をやや外側へ向けます。
2. 椅子に座るイメージで、お尻を後ろへ引きながらゆっくり膝を曲げます。
3. 無理のない範囲まで膝を下げ、ゆっくり元に戻ります。

※膝に痛みがある方は、痛みの出ない範囲で浅めに行いましょう。深くしゃがみすぎると膝への負担が大きくなる場合があります。
※膝がつま先より大きく前に出ないよう注意しましょう。
※まずは10回×2〜3セットを目安に、無理のない範囲で始めてみましょう。
※バランスに不安がある方は、椅子や机に手を添えて行うと安全です。

 

 

3. 一日にどれくらい必要?タンパク質の目安量

では、私たちは1日にどれくらいのタンパク質を摂れば良いのでしょうか?

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、65歳以上の高齢者における1日あたりの目安量として、男性65g、女性50g程度が推奨されています。
さらに、筋力維持や運動習慣がある方では、体重1kgあたり1.0〜1.2g程度を目安にすると良いとされています。

【体重別の目安】
• 体重50kgの方:50〜60g/日
• 体重60kgの方:60〜72g/日
• 体重70kgの方:70〜84g/日

運動量が多い日や、筋力向上を目指している方は、やや多めの摂取を意識すると良いでしょう。

普段の食事ではどれくらい?

 食材(1食の目安) タンパク質量の目安
鮭の塩焼き(1切れ) 約17〜20g
納豆(1パック) 約6〜8g
卵(Mサイズ1個) 約6g
牛乳(200ml) 約6.8g

タンパク質は1回にまとめて摂るよりも、朝・昼・夕の3食でこまめに分けて摂ることが大切です。

 

 

4. 運動後は栄養補給のチャンス!

運動後は、筋肉の修復や回復が活発になるため、タンパク質補給に適したタイミングとされています。

特に運動後30分〜1時間程度は、タンパク質を意識して摂ることで、筋肉づくりをサポートしやすくなります。

ただし、「30分を過ぎると意味がない」というわけではありません。大切なのは、運動後に無理のない範囲で継続的に栄養補給を行うことです。

運動直後は食欲が出にくい方もいるため、飲みやすいプロテイン飲料などを活用するのもおすすめです。

 

 

5. タンパク質摂取で注意が必要な方

ここまでタンパク質の大切さをお伝えしてきましたが、持病や体調によっては摂取量に注意が必要な場合があります。

特に以下に該当する方は、プロテインなどを積極的に利用する前に、主治医や管理栄養士へ相談しましょう。

● 慢性腎臓病(CKD)など腎機能に不安がある方

タンパク質の代謝では老廃物が発生するため、腎機能が低下している方では摂取量に制限が必要となる場合があります。

● その他、食事制限や運動制限を受けている方

健康のための「貯筋」が、持病への負担にならないよう、自身の体調に合わせて取り組むことが大切です。

 

 

6. 和楽で「明治ザバス」の取り扱いを始めました!

毎日の食事だけで必要量のタンパク質を確保するのは、意外と大変です。

特に運動後すぐは、タイミングよく食事を摂れないこともあります。

そこで、ウェルネススクエアー和楽では、手軽にタンパク質補給ができる「明治ザバス(SAVAS)」の取り扱いをスタートしました。

液体タイプで飲みやすく、運動後でも手軽に栄養補給ができます。

「今日の運動後の一杯」として、ぜひご活用ください。

 

まとめ:今日から始める“貯筋”習慣

明日の健康な身体は、今日の「運動」と「食事」の積み重ねで作られます。

「自分にはどれくらい必要?」「プロテインは飲んでも大丈夫?」など、気になることがあれば、いつでも和楽スタッフへお気軽にご相談ください。

一緒に、無理なく楽しく“貯筋”を続けていきましょう!

 

 

※本記事は、厚生労働省「日本人の食事摂取基準」および関連ガイドラインを参考に作成しています。

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澤部 裕貴

澤部 裕貴(さわべ ゆうき)

現職:ウェルネススクエアー和楽 理学療法士

営業職を経験後にリハビリの学校へ通い、御幸病院で勤務。約8年間、理学療法士として患者様と向き合い2024年12月よりウェルネススクエアー和楽で勤務しています。大学生時代はラグビーへ部所属し筋トレに励んだり、リハビリの学校に通いながらスポーツジムでアルバイトをしながら運動指導も経験。これまでの経験と理学療法士という視点から利用者さんへ運動を通しての健康増進を提供しています。

資格

理学療法士

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