運動を行う際、食事についてどれくらい意識していますか?
運動前後の食事を意識することで、運動効果をさらに高めることができます。
今回は、運動と5大栄養素の関係について、解説していきます。
5大栄養素とは?
5大栄養素とは、食品に含まれる栄養素の中で「糖質・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル」のことをいいます。
それぞれの役割について
【糖質】
体のエネルギー源となる。
含まれる食材:ご飯、パン、麺類、いも類。
【タンパク質】
体を作る。(筋肉や臓器、肌、爪、髪などを作る。)
含まれる食材:肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など
【脂質】
体のエネルギー源となる。
含まれる食材:油、バター、ナッツ類など
【ビタミン】
体の機能を正常に保つ。
含まれる食材:野菜全般、果物全般、キノコ類
【ミネラル】
体の機能を正常に保つ。
含まれる食材:野菜全般、海藻類、貝類、大豆製品、乳製品など
運動効果を高める理由
運動を行うために必要なエネルギーとなるのが、糖質と脂質です。ただ、脂質はエネルギーになるまで時間がかかるため、運動前は糖質をとることが有効的です。運動の約2時間ほど前までに摂るようにしましょう。
次に、運動によって筋肉を発達、肥大させるのに重要なのがタンパク質です。運動後30分~45分以内にタンパク質を摂取しましょう。その際、糖質も一緒に摂取するとより効果的です。食事からとることが難しい場合は、プロテインなどの補助食品を上手に活用しましょう。
ビタミンは、直接エネルギー源とはなりませんが、運動で必要となる糖質や脂質を効率エネルギーに変換するために必要となります。また、疲労回復にもつながります。
最後にミネラルですが、運動中に体温が上昇した際、体温を下げるために汗をかきますが、この汗によってミネラルが失われます。体からミネラルが失われると、足がつるなどの原因となり、運動効果を低下させます。
まとめ
いかがでしょうか?
運動効果を高め、体の調子を整えるために、運動前後の食事や補助食品を意識して行ってみましょう。