有酸素運動とは?
有酸素運動とは、酸素を使って行う運動で、体内の糖や脂質をエネルギー源とする運動です。比較的に筋肉への負荷が軽く、長時間運動を続けることが可能です。
有酸素運動の種類
主に有酸素運動には次のような種類があります。
・ウォーキング
・ジョギング
・ランニング
・水泳
・サイクリング
・エアロビクスなど
有酸素運動による効果とは?
①脂肪燃焼によるダイエット効果
有酸素運動のエネルギー源は糖と脂質です。
最初は糖をエネルギーとして使われ始めますが、約20分以降は脂肪をエネルギーとして使われ始めます。また体脂肪を落とすことで、肥満やメタボリックシンドローム、高血圧の予防・改善が見込めます。ただ、体重が落ちることで筋肉量も減少してしまうため、同時に適度な筋力トレーニングを行い、筋肉量を維持しましょう。
②全身持久力の向上
有酸素運動をする際、エネルギーを作り出すために体内の酸素を利用します。
体内に取り込める酸素の量が多いほど、より長く運動が出来るようになります。
③高血圧・高血糖などの生活習慣病の予防・改善
有酸素運動を行うことで体内の血液の流れが良くなり、血管が広がり血圧が下がりやすくなります。降圧には、1週間に120分程度の有酸素運動が好ましいとされています。
また、筋肉を動かす際のエネルギーとして血糖が使われるため、血糖とを下げることが期待できます。
次回(9/19)の記事では「各運動時のポイントと運動メニュー」「運動時の留意点」をご紹介します。