ストレッチとは?
ストレッチは英語で「引っ張る」、「伸ばす」という意味で、「筋肉を伸ばす」ということです。
ストレッチの目的
主に①疲労回復 ②柔軟性の向上(関節可動域の拡大)③ウォーミングアップやクールダウンの一部として、3つの目的で行うことが多いです。
ストレッチの効果
- 関節可動域(柔軟性)の維持・向上
関節や筋肉が伸びると、体が柔らかくなります。運動前のストレッチはその後の運動に対してより広い関節可動範囲で運動を行うことが出来ます。
- 血液循環の促進
ストレッチ直後に血流が促進し、代謝が上がるため、疲労物質が排出されやすくなったり、むくみの解消や美肌効果も期待できます。
- 疲労回復
運動を行うと疲労物質である乳酸が多く作られます。乳酸が作られると筋肉に溜まり身体の疲労を感じやすくなります。溜まった乳酸をストレッチで排出することで、疲労を回復し疲れを残さないようにします。運動後に行うと効果的です。
- 怪我の予防
柔軟性の低下により、関節可動域が縮小すると、狭い関節可動域で力を支えなければいけないため、関節に大きな負担がかかり、筋肉、骨、関節を悪くする可能性が高まります。柔軟性を高めることは怪我の予防に繋がります。
- リラクゼーション
ストレッチの種類によって副交感神経を促進し、心地よいリラクゼーション効果をもたらし、ストレスの軽減にも効果的です。
次回は、ストレッチの種類と効果的なやり方、注意点などを解説していきます。