HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

セルフケア

身体のバランス感覚を鍛えるには

身体のバランス感覚は、身体を動かす際にとても重要な要素で、スポーツのパフォーマンス向上や普段の生活をより快適に過ごすために欠かせない機能となっています。

 

 

バランス感覚とは? 

バランス感覚とは「平衡感覚」の事で、体の傾きを感知して修正するための能力です。スポーツや普段の生活など、あらゆる場面で必要なのがバランス感覚です。

 

バランスを鍛えることで得られるメリット

 

・転倒予防

バランス感覚が向上すると、身体の安定性が高まります。

日常生活の動作や歩行動作が安定し、転倒を防ぐことが出来ます。

 

 

・体幹の強化

バランス感覚を高めるためには、インナーマッスル(体の奥深くにある筋肉)の強化が必要です。

体幹が強くなると、姿勢の改善にもつながり、猫背や肩こり、腰痛等の症状の緩和が期待できます。

 

 

・運動パフォーマンスの向上

筋力向上、関節可動域が広がり、身体の動きがスムーズになることで正確な動作やけがの予防に繋がります。

 

 

どのように鍛えればいいのか?

 

主に体幹部と下半身の強化が重要です。

今回は、道具を使わずにできる体幹・下半身のトレーニングをご紹介いたします。

 

片足立ち

 

 

1.腰に手を当て、まっすぐ立つ。

2.片足を上げて、股関節を約90°に曲げる。(バランスが取れない場合は壁に手をつく)

3.10~20秒間キープする。

4.脚を変えて、繰り返す。

※2~3セット繰り返し行う

 

 

ヒップリフト

 

 

1.仰向けに寝る。

2.膝を90°曲げ、お尻を持ち上げる。

3.肩~膝までが一直線になるよう意識する。(腰を反らさず、お尻の力で身体を持ち上げる。)

4.10~20秒間キープする

※3~5セット繰り返し行う。

 

 

プランク

 

 

 

1.肩の真下に肘がくるように床につける。

2.両脚を後ろの伸ばし、つま先を地面につける。

3.腰を持ち上げ、頭⇒腰⇒かかとが一直線になるように姿勢を保つ。

4.10~20秒間キープする。

※3~5セット繰り返し行う。

 

 

まとめ

 

 

その他にも、ストレッチポールやバランスボールなど、道具を使ったトレーニング方法もあります。

スポーツ時や日常生活を送る際、様々な場面で役に立つバランス感覚は、簡単なトレーニングで身につけることが出来ます。秒数や回数よりもまずは正しいフォームを習得し、取り組んでみましょう。

秋月 隆宏

秋月 隆宏(あきづき たかひろ)

略歴

2011年 熊本県立菊池高等学校 普通科 卒業
2013年 熊本YMCA学院専門学校 生涯スポーツ科 卒業
2013年 ウェルネススクエアー和楽 トレーニング室 入職

資格

健康運動指導士
介護予防運動指導員
温泉入浴指導員

お問い合わせ アクセス ページトップ