心不全の患者様を多職種からなる心不全ケア専門チームで診察・治療いたします。
心不全とは
心不全とは心臓病により、心臓の機能に異常がある状態のことです。
心不全には心筋梗塞や心臓弁膜症などが含まれ、高血圧、糖尿病、高コレステロール症、喫煙、加齢等がその原因となります。心不全患者は近年、急速に増加しています。
心不全の亜急性期から慢性期までのケアをサポートいたします。
LTACとはLong-term Advanced Careの略で、長期にわたる専門的治療のことです。
高度急性期病院と診療所・介護施設・在宅との間を取り持つ重要な役割を担います。
専門分野 | 循環器内科 心血管エコー 血管疾患 |
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専門・認定医 | 日本循環器学会・専門医 日本超音波医学会・指導医 日本内科学会・認定医 日本脈管学会・脈管専門医 日本集中治療医学会・集中治療専門医 |
病院長兼LTAC心不全センター長
西上 和宏
平成29年4月1日就任
人口の高齢化により、心不全の患者さんは増加傾向にあり、急性期治療はもとより、亜急性期から慢性期の管理の重要性が指摘されています。この度、急性期病院とかかりつけ医の橋渡しと心不全の慢性期管理の向上を目指したLTAC心不全センターを開設することにいたしました。
LTACとはLong-term Advanced Careの略ですが、このセンターでは多職種からなる心不全の専門チームにより、長期にわたって心不全の専門的ケアを行います。心不全は増悪と軽快を繰り返すたびに心機能障害が進行し、再入院の回数が増えるにつれて、ADL(日常生活動作) 低下と合併症の増加を招きます。私達はこの悪循環を抑え、急性期病院やその連携病院・診療所の円滑な診療に貢献できるよう心不全ケア専門チームで対応いたします。
皆様の御理解と御指導・御鞭撻を賜われば誠に幸いに存じます。
技術の進歩により、超音波装置の性能が格段に向上し、臨床の現場で広く役立てることの必要性が世界的に認識されてきています。本書では臨床の最前線で多く出会う状況を中心に「Point-of-Care」超音波をわかりやすく紹介しています。「Point-of-Care」超音波を身につければ、臨床の現場で役に立つことは間違いないと確信します。今回設置するLTAC心不全センターのスタッフにも大いに活用してもらいたいと思っています。
まずはココから!
Point-of-Care超音波
金芳堂
済生会熊本病院集中治療室部長
西上和宏
高度急性期病院やLTAC心不全センター等で治療を終えた患者様に対して、細やかな観察ケアを行い早期在宅復帰に向けた支援を行います。
日常業務について
朝は、MSW・リハビリスタッフも参加したカンファレンスを行い、患者さんの情報共有に努め多職種で支援しています。緊急の入院対応、検温、保清、食事介助、患者ご家族との関わりを行っています。
病棟の雰囲気
平均年齢が若い病棟です。子育てと仕事を両立しているナースも多く、ワークライフバランスを大切にしています。
急性期病院からの転院並びに在宅や施設、地域のクリニックからの紹介患者さんをご自宅や施設に安心して戻っていただけるよう、多職種で支援いたします。病棟では早期より離床を行い、常生活動作の向上を目指した病棟デイを行っています。
日常業務について
患者さんの在宅復帰を目指して、病状改善やADL向上を図るため、医師、看護師、介護スタッフ、リハビリスタッフ、MSW、栄養士と協働して支援しています。患者さんの笑顔が何よりの喜びです。
病棟の雰囲気
新人ナースから超ベテランナースまで各年代で和気あいあいと協力して勤務しています。
電子カルテ操作は新人や中堅ナースから超ベテランへ看護ケアや人生相談はベテランナースから教えてもらっています。
退院支援に向け多職種協働を実践しています。
南3病棟(回復期リハビリテーション病棟)脳血管疾患や大腿骨頸部骨折等の患者さんに対し、多職種からなる専門チームが発症直後からリハビリテーションを集中的に実施することで、早期に在宅や社会復帰を果たしていただくことを目的とした専門病棟です。
回復期病棟の施設基準では、高い基準を獲得しています。
リハビリによる訓練だけではなく、病棟でも看護師や介護福祉士が日常生活動作の早期獲得を目指してサポートします。
入職を検討している方へ
急性期の治療を終えた患者さんに対し、起床時から就寝時まで、食事や着替え、歯磨きや整容、排せつなど日常的な動作も含めた生活そのものをリハビリととらえ、安心して在宅復帰していただける看護を心掛けています。
電子カルテ操作は新人や中堅ナースから超ベテランへ看護ケアや人生相談はベテランナースから教えてもらっています。
退院支援に向け多職種協働を実践しています。
がん患者は命の期限を告げられたあと、苦痛に耐えながら現実を受け入れ、向き合い、最後を迎えなければなりません。当院は、身体的苦痛を和らげることはもとより、精神面でもより細やかに対応しながら、患者様、ご家族様に人生最後の場にふさわしい環境を提供できるよう「寄り添う暖和ケア」を実践しています。心地よい中央吹き抜けの広い共有スペース、全室個室で居室環境も快適です。
外泊・外出も積極的に提案し、軽快した方は外来で経過をみることも可能です。いつでも、電話相談・再入院もできます。お気軽にご相談ください。
治ることを目指した積極的な治療が有効でなくなった患者様に対して、必要な医療を行い、「からだの苦痛」だけではなく「こころの苦痛や不安」を和らげ、患者様がご家族とともに、その人らしい人生を送っていただけたるようにお手伝いするところです。
治るための治療が困難となった末期の癌を患わられている方で、緩和ケアを望まれる方。高齢者様の受け入れ、認知症患者様の受け入れは、(徘徊や大声などの症状が強くないこと等)状況に応じて可能です。
ご希望の方は、地域医療連携センターまでご相談ください。
20部屋「全室個室」となっており、無料部屋もあります。
有料個室をご利用の場合、個室料は健康保険の対象外となるため患者様に全額ご負担いただきます。
設備
設備
設備
設備
クリスマス会
2020年12月23日に開催いたしましたクリスマス会の様子です。マスクの徹底・一定の距離を保つなど、感染症予防対策を行い短時間で開催いたしました。
お誕生日
「一食入魂」 お誕生日を迎えることができた喜びをスタッフも一緒に。お誕生日を笑顔で過ごしていただきたいという想いをデザートに込めました。
療養を必要とされる患者さんを対象とした病棟で、退院及び社会復帰に向けたサポートを行います。ボランティアの皆さんと協働し、毎月の誕生会やゲーム、歌など療養生活での楽しみを感じていただいています。
日常業務について
在宅復帰機能強化型病棟で、医療必要度の高い患者さんに対し、吸引、TPNを含む輸液管理、経口・経鼻栄養、血糖測定、インアウト管理、モニター管理、創傷ケアと管理などを行っています。また、介護度の高い患者さんに対し介護スタッフと協力してケアを行い在宅復帰を目指しています。
病棟の雰囲気
医師、看護師、介護スタッフ、リハビリスタッフ、MSW一同療養生活の中で、日々の生活のリズムをつけて頂ける様、多職種協働で笑顔で頑張ってます。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝祭日 |
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9:00~12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | - | - | - |
13:30~17:30 | ● | ● | ● | ● | ● | - | - | - |
受付時間 | 8:30~12:00 / 12:30~17:00 |
〒861-4172 熊本市南区御幸笛田6丁目7-40
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