臨床検査は病気の診断を行うために必要となる様々なデータを提供し、疾患の早期発見や治療方針、治療効果の判定などに貢献しています。
当院で行っている検査は血液や尿を用いた検体検査部門と、心電図・超音波検査などの生理検査部門があり、当院行っていない細菌検査・病理検査・特殊検査は検査センター
へ外注しています。
検体検査部門では熊本県技師会と年5回の標準化サーベイの外部精度管理に参加し他施設と測定値の標準化を行っています。さらに内部精度管理も毎日実施し、機器の精度・
検査データの精度管理を行っています。
また、インフルエンザなどの検体採取、感染レポート作成を行いチーム医療にも参加しています。
臨床検査技師 4名在籍
検査技師としての専門職スタッフが目標をもって常に成長し医療現場に貢献するために院内外部の研修、学会参加、資格取得を行っています。
超音波検査士 取得
日本不整脈心電学会 2級合格
検体採取・味覚検査・嗅覚検査実施に必要な知識及び技能取得講習会 修了
肝炎コーディネーター
第2種ME技術技能試験 合格
AHA BLSヘルスケアプロバイダー 取得
第一種衛生管理者 取得
CPAP療法士 取得
終末期ケア専門士 取得
医療安全管理者養成講座 修了
日本医療評価機構 医療安全マスター養成プログラム 修了
タスク・シフト・シェアに関する厚生労働大臣指定講習会 修了
診療技術部のスタッフ参加で部署内勉強会を行った際の様子です。勉強会は月1回ペースで行っており、部署外・院外の講師も招き、さまざまなテーマについて勉強しています。
検査室では日々チームとしてのスキルアップに努め医療の質の向上を目指しています。
採血検査結果を読み解き主治医のオーダーにピンポイントで応える画像検査を行うための研修の様子
放射線とエコー画像の違いや特徴や特性を知るための研修の様子
四肢に大きなクリップをはさみ、胸部6か所にシールをつけて心臓が発する電気的興奮を波形として記録します。 電気でピリピリすることや痛みを伴うことはありません。正しいリズムで心臓が興奮しているか(不整脈が出ているかどうか)、興奮の伝導障害がないか、心筋梗塞や狭心症などによる心筋の虚血がないか、などを見ます。
検査時の準備
ストッキングやタイツは控え、手首と足首は素肌が出しやすい服装でお越しください。
所要時間 | 5分~10分 |
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肺の容積や空気を出し入れする換気機能を調べる検査です。 検査用の筒をくわえ、大きく呼吸したり、勢いよく息を吐いてもらいます。
検査時の準備
特に準備するものはありません。
所要時間 | 5分~15分 |
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胸部に4枚の電極(シール)を貼り24時間の心電図を記録する検査です。24時間心電図を記録している間は普段通りにすごしていただけますが、検査日の入浴はできません。普段の生活中や自覚症状中の心電図を記録します。
注意事項
検査機器を装備したままの日常を過ごしていただきます。就寝中も装着したままですので、着脱しやすい服装でお越しください。
予約時間の10分前にお越し下さい。
検査実施場所:超音波室(エコー)
超音波を出す装置を使って、体内の臓器の形や動きを観察し疾患の診断や病態の把握に大きな役割を果たす検査法です。侵襲性がなく安全性の高い検査ですので、妊娠中の方でも検査ができます。検査の部位にゼリーをつけます。ゼリーがつかないように部位によっては衣服を脱いで頂きます。検査の画面を見やすくするため少し暗くしています。検査で必要な息止めを繰り返すことがあります。機械を身体に当てますので押さえた際、少し痛いことがあります。
検査時の準備
腹部の検査の方は絶食が必要です。
その他の超音波検査(乳腺・頸部・頸動脈・心臓など) は絶食の必要はありません。普段通りに食事をして下さい。
ゼリーがつきシミになりやすい衣服(皮製品・絹など)の着用はご遠慮ください。
所要時間 | 20分~30分※ |
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※ 検査によっては時間がかかることがあります。
注意事項
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝祭日 |
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9:00~12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | - | - | - |
13:30~17:30 | ● | ● | ● | ● | ● | - | - | - |
受付時間 | 8:30~12:00 / 12:30~17:00 |
〒861-4172 熊本市南区御幸笛田6丁目7-40
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