検査室は4名で業務を行っています。
当院で行っている検査は検尿・血液・生化学などの検体検査部門と、心電図・超音波検査などの生理検査部門です。当院で行っていない細菌検査・病理検査・特殊検査は検査センターへ外注しています。
検体検査部門では熊本県技師会と年5回の標準化サーベイの外部精度管理に参加し他施設と測定値の標準化を行っています。さらに内部精度管理も毎日実施し、機器の精度・検査データの精度管理を行っています。
生理検査部門においては認定超音波検査士・心電図検定(2級)の取得をしております。
私たち検査室スタッフは常に迅速かつ正確なデータを提供することをモットーに、日々技術の向上に努めています。
四肢に大きなクリップをはさみ、胸部6か所にシールをつけて心臓が発する電気的興奮を波形として記録します。 電気でピリピリすることや痛みを伴うことはありません。正しいリズムで心臓が興奮しているか(不整脈が出ているかどうか)、興奮の伝導障害がないか、心筋梗塞や狭心症などによる心筋の虚血がないか、などを見ます。
検査時の準備
ストッキングやタイツは控え、手首と足首は素肌が出しやすい服装でお越しください。
所要時間 | 5分~10分 |
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肺の容積や空気を出し入れする換気機能を調べる検査です。 検査用の筒をくわえ、大きく呼吸したり、勢いよく息を吐いてもらいます。
検査時の準備
特に準備するものはありません。
所要時間 | 5分~15分 |
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胸部に4枚の電極(シール)を貼り24時間の心電図を記録する検査です。24時間心電図を記録している間は普段通りにすごしていただけますが、検査日の入浴はできません。普段の生活中や自覚症状中の心電図を記録します。
注意事項
検査機器を装備したままの日常を過ごしていただきます。就寝中も装着したままですので、着脱しやすい服装でお越しください。
予約時間の10分前にお越し下さい。
検査実施場所:超音波室(エコー)
超音波を出す装置を使って、体内の臓器の形や動きを観察し疾患の診断や病態の把握に大きな役割を果たす検査法です。侵襲性がなく安全性の高い検査ですので、妊娠中の方でも検査ができます。検査の部位にゼリーをつけます。ゼリーがつかないように部位によっては衣服を脱いで頂きます。検査の画面を見やすくするため少し暗くしています。検査で必要な息止めを繰り返すことがあります。機械を身体に当てますので押さえた際、少し痛いことがあります。
検査時の準備
腹部の検査の方は絶食が必要です。
その他の超音波検査(乳腺・頸部・頸動脈・心臓など) は絶食の必要はありません。普段通りに食事をして下さい。
ゼリーがつきシミになりやすい衣服(皮製品・絹など)の着用はご遠慮ください。
所要時間 | 20分~30分※ |
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※ 検査によっては時間がかかることがあります。
注意事項