自宅での生活に自信を持って復帰してもらうために

病状は安定したけど、自宅や施設にそのまま帰って生活するのは不安です。もう少し入院して医学的なケアやリハビリテーションを受けてから帰りたい。このような方のために地域包括ケア病棟があります。
2カ月間と入院期間は定められていますが、自宅や施設に帰って自信をもって生活ができように、看護やリハビリテーションを受けて社会復帰を目指します。

入院中はスムーズに在宅復帰できるように、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、による個別のリハビリテーションの他にも、病棟での集団体操や自主トレーニングの提供も行います。
また、入院時には入院前の生活環境の調査を行い、退院前には退院前訪問を実施して、ご自宅での日常生活における動作確認や住環境の提案、ご家族の介助指導などを状況に応じて提供いたします。

自宅での生活に自信をもって復帰してもらうために

病床

地域包括病床 47床

個別リハビリテーション

疾患に対して障害された機能を取り戻すために、筋力訓練・関節可動域 練・歩行訓練等の1人1人の患者様に合わせたリハビリテーションを実施しております。

個別リハビリテーション

日常生活動作指導

回復期病棟とは

患者様がより安全に在宅生活を送れるため、自宅環境を想定した日常生活の動作指導を行なっています。また、ご家族様に動作を行う上での注意点等の指導が必要な場合には実際に指導行っています。

日常生活動作指導

当院でのリハビリ

  • 座位エルゴメータ

    座位エルゴメータ

    特に、麻痺や背骨の変形がある方は姿勢が崩れやすいため、車いす選びやクッションを使用して座位ポジショニングを調整します。

  • イージーキューブ

    イージーキューブ

    認知症予防を目的としたパズル。難易度に合わせて取り組むことができます。

病棟デイケア

  • リハビリ体操

    リハビリ体操

    毎週水曜日に病棟レクレーション前に専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)によるリハビリ体操を提供しております。

早出(摂食機能療法)について

毎週月曜日・水曜日・金曜日に理学療法士・作業療法士いずれか1名が、患者様の食事のセッティング(姿勢の確認、食器の配置、自助具・福祉用具の選定)を実施します。また、食事中にも食事のペースの声掛けやポジショニングを適宜変更し患 様が安全に食事が摂取できるよう取り組んでいます。

  • ポジショニング調整

    ポジショニング調整

    特に、麻痺や背骨の変形がある方は姿勢が崩れやすいため、いす選びやクッションを使用して座位ポジショニングを整します。

  • 福祉用具の選定

    福祉用具の選定

    グリップ付きの箸や太柄スプーンなどに変更することで、食べやすくなります。

回診・カンファレンス

月に1度、もしくは必要性に応じて多職種が集まり話し合いを行います。

回診・カンファレンス

このページに関するお問い合わせ

御幸病院

096-378-1166